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2016年04月21日

最後のきとねいち

4月23日(土)
春のきとねいち、6じまでのララバイ。
恩納村、県民の森キャンプ場にて
11時〜18時


10年近く年3回続けてきた市場ですが、今回で一旦最後とさせいただきます。


これまで出店してくれた皆様、大変ありがとうございました!
今まで訪れてくれたお客様、音を奏でてくれたミュージシャンの方々、スタッフ、警備、会場の方々、
本当にありがとうございました!



あんなこともあった、こんなこともあったと
思い返せばきりがなく、すーぐ涙がでてきてしょうがないのでした。
でも!決めてしまったのです!



この市場をはじめたきっかけは、よみたん自然学校ののぶちゃんと、山ひつじ舎のみかちゃんと呑むて、
それこそ、みんな子供が生まれたばかりで、
世の中に対する不条理がたくさんクリアーに見えてきはじめたころで、
本気で我が子に青い海を残したいとか思った。
でも多感な母親時代の両手は我が子にささげられているから。もんもんとした日々が続いてて。
それがこの飲み会でどかん!っとはじけて、
これははじめて書くんだけど、のぶちゃんがゲロを吐いた時に生まれました。笑(のぶちん、ごめん!)
だって黒々とした塊が彼女の口から出てきたのを見たもん。
これがきとねいちの核でした。


「ポジティブの核はネガティブ」だって友達が言ってたけどまさにそうで。



世の中のどんな問題にも鉄板カネがからんでる。
すべて金の問題だと言ってもいいんじゃないか。資本主義社会、消費社会だ。
でもその金の行方を追っていくと自分のお財布の中だったりするなあ〜って。
じゃ自分の金の行く先、少し変えればいんじゃね?
この一円、まわす方向変えればいいんじゃね?と思った。
誰もが好きなショッピングというキーワードを使って自分たちでできること。それが市場でした。



よみたん自然学校が場所を貸してくれました。
たくさんの友達が出店してくれました。(1回目は20店舗)
小雨でした。ぎゅうぎゅうでした。
きとねいちの名前は工房てぃんがーらのアーティスト、上畑順さんがつけてくれました。


はじめた当初は「ANTI GIANT MARKET」のサブタイトルがありました。
これはかなり強い言葉で、外人からも「本当にそう思ってるのか?」とか強く聞かれた。
静かにうなずいたけど、強い言葉なんだと実感した。



その後、きとねいちは大きくなって、『きとねいちが、GIANT MARKETになっちゃったね〜」なんて言われたけど、
なんの、私達がどんなに大きくなっても、やっこさんのGIANT MARKETには到底かなわない。
そんくらいやつらは巨大で、うちらは小さなちいさなもんなんです。



あ、やっぱりながくなってきました。
きりがないんです。

が、


人生の中で、きとねいちにたどりついたことは、
私にとってもパートナーのダイキにとっても家族にとっても
かけがえのないものでした。
本当にありがとうございます。



最後のきとねいち


きとねいちで売るカレンダーもこれが最後(つづけていくけど)
まだ原画。相変わらずギリギリ。しかも安定の不安定ぶり。絵がカオスだ。


しばらくは家族と生活のベースを作るべく
地味にゆっくり、ひっそり過ごしたいと思います。
とかいっても、また、むくむくわいてきたら、そんときはそんとき。笑
MITSU PRINTはゆっくりですが続けていきます。




青い森マーケットも合わせて閉めさせていただきます。
ありがとうございました。


きとねいちは小雨決行!です。
ぜひぜひ最後の空間でお会いしましょう。


みつ

Ps
最後に私のふるさと、
熊本県の地震により
被災された方々に想いをよせて。
言葉は見つからないけど、一緒に復興していきましょう。











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Posted by MITSU PRINT at 00:38│Comments(0)お知らせ
 
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