MITSU PRINT

来たる3月11日の「ティダノワ祭」のオリジナル手ぬぐいが出来ました。



紅型作家の亀谷明日香さんの絵を、Doucattyのコトちゃんがデザイン、版下をおこし、
私が製版、プリントしました。
こんなコラボレーションは、本当にありえません。

自分の紅型の作品を、どうなるかわかんないプリント手ぬぐいに、信用してまるごと任せてくれた明日香ちゃん。
短期間で、細かい所まで版下のデザインをしてくれたコトちゃんにリスペクト！
他にも田原さん、ダイキ、LOTTAのあっちゃん！千夏！今も手伝ってくれてありがとう。

この事件！は、柏屋のひろしの一声から始まり、3月に入ってあれよあれよと言う間にいっきに出来てしまいました。

でもそれは、お互いが、ふだんからいい意味でしげきしあえる仲間であり、
スピリットを共有しあえる家族のような関係でもあったからできたと思います。

去年の3月11日の出来事は、いくら映像で見て、情報で知っていても、私にはすごく遠くの出来事でした。
でも、沖縄に引っ越して来た人達を見て、やっとリアルに感じれるようになりました。
彼らが私にとってのリアルな「3.11」でした。

私はまだ、ティダノワ祭の実行委員会の人達の顔も、彼らが何を本当は訴えようとしてるのかもまだよくわかりません。
ただ、お互いに色々ちがいはあれど、あの日に起こった出来事に発して、
「未来のために何かポジティブな方向」にアクションしていると思った。
実行委員会の人の多くは、まだこの島にやってきたばっかり。小さな子供を持つお母さん達だとうかがいました。
住み慣れた土地を離れ、心身ともに疲れているはずなのに、勝手もわからないこの島で祭をひらくなんて！
私を含め、いろんな人に、大なり小なり様々なことを言われたと思います。
でも彼らはやるでしょう！
当日、いろいろな新しい出会いを楽しみにしてます！(私はキッズブースにいます）
ティダノワ実行委員会の人達、私にできることで、こんなスリリングなチャンスをありがとう！


　
色はまかされたんでおもいっきり楽しんでビッと調色しました．
手ぬぐいは２種類。
「太陽のティダノワ」
「月のティダノワ」って勝手に名前をつけてます。
どちらも当日は主催者のUaさんの手書きのメッセージとサインが入っています。
限定５００枚！おひとつ千円です。

この色々な色がひとつの図柄に入る手法は、
毎回、刷るたびにひとつずつ色の調子が微妙に変化していって同じようで、ひとつひとつ本当は違います。
そこも楽しんで下さればと思います。

MITSU PRINT
ミツ。